FSSCサポート事例

認証取得サポート 事例(3)

クライアントからの信頼確保を目的としたISO 22000認証取得

食品包装会社 C社

当初、クライアント対応を主目的として認証の取得を進めました。
結果として社員スキルの向上、社内システムの整備が実現できました。

【導入目的】
マネジメントシステム構築と実施によるクライアントからの信頼確保と業務の獲得。

【取組内容】
クライアントからの監査内容等を考慮し、クライアントの要望に十分対応可能なレベルへの引き上げを目指しました。
ISO 22000の要求に従い、現在の社員で実行可能なシステム構築を目指しました。

【サポート後】
「全員参加による認証取得」を合言葉に、特に人材教育に力を入れました。
社員の食品安全に対する理解・認識は向上され、大きな負担増が回避され、日々の業務を実施することができました。

認証取得サポート 事例(2)

本来業務と一体化したマネジメントシステムの実施による改善型組織の構築を目的としたFSSC 22000認証取得
(全国5工場が同時に認証取得)

大手菓子類製造会社 B社

取引先からの要請でISO 9001認証を取得しましたが、事務局以外の人間は十分にその内容を知らず、文字通り形だけの運用となっていました。
取組むのであれば、会社の実態と合致した最適なシステムを構築し、会社にとって利益を生み出すことのできる仕組みとしたいという考えからのスタートでした。

【導入目的】
本来の業務と一体化したマネジメントシステムの実施による改善型組織の構築を目指す。
工場ごとに管理方法、管理水準に差異があるものを、できるだけ最適な水準にそろえる。

【取組内容】
これまでISO 9001を取得し運用していましたが、認証を維持するためだけに実施している業務を洗い出し、すべて廃止しました。また、FSSC 22000認証取得時に本当に必要なものは何かを検討し、やるべきことを明確化しました。

食品安全に必要な管理水準については徹底的に議論を重ね、可能な限り全工場で水平展開を実施しました。システムの構築の際、工場関係者だけではなく、本社機能のスタッフも加わり、工場と本社との繋がりやコミュニケーションの充実にも注力しました。

【サポート後】
無駄な業務は大幅に削減され、それを食品安全に真に必要な管理に充てることが可能となりました。また、工場による管理レベルのバラつきが解消されました。
本社スタッフの食品安全に対する認識も高まり、改善意見が出るようになりました。

認証取得サポート 事例(1)

組織ガバナンスの強化を目的としたFSSC 22000認証取得

食品メーカー A社(大手食品会社の子会社)

これまでISO 9001を10年以上の期間維持していましたが、機能しているとはとても言えない状況が続いていました。
経営側の考えとスタッフの考えの間に大きな隔たりがあると感じていました。

【導入目的】
組織ガバナンスを徹底させる。

【取組内容】
今回、ISO9001からFSSC22000への規格変更を行う際に、マネジメントシステムの大幅な見直しに着手しました。

社長自らがマネジメントシステムを勉強し、この仕組みを用いて何が実現できるかを幹部社員とともに検討しました。
経営方針=食品安全方針と位置付けて、具体的な方向性を示しました。
また、社内の情報がタイムリーに伝わるコミュニケーションルールを作成しました。

【サポート後】
社長~部門長~関係者がお互いの意見を言いやすい雰囲気と環境が整えられ、経営とスタッフ間に一体感が生まれました。