【終了】2019年5月28-29日(東京)【サステナビリティ】サプライチェーン労働・人権監査(実務)研修(1日間)
国連ビジネスと人権に関する指導原則、英国現代奴隷法など、サプライチェーンにおけるCSRは、今や避けることのできない課題となっています。
その手法としてCSR調達が脚光を浴び、多くの企業が自社事業所やサプライヤーに対して、何らかの調査、確認プロセスを導入することへの期待が高まっています。
この一環としてCSR監査の実施は徐々に広がりを見せているものの、担当者による実務経験の不足などから、その効果にはまだ課題が残る状況が見受けられます。
本研修は、主要なCSR規格を参考に、要求事項に関する理解を深め、監査における具体的な手法や実践的なアプローチを身につけることにより、実務担当者が効果的な監査を実施できることを目的としています。監査を受ける立場であれば、実際の現場においてどのような対応・準備が必要になるかについて、理解を深めることができます。
ケーススタディーにより理解を深める、双方向型の研修です。最終日には試験が行われ、合格者には修了証が交付されます。
目的
実務担当者が効果的な監査を実施できるようになるために、要求事項に関する理解を深め、監査における具体的な手法や実践的なアプローチを身につける
主な対象者
CSR担当者、調達担当
サプライヤーの監査、視察をする方
自社工場の監査、視察をする方
*先行して開催されているサプライチェーン労働・人権監査(基礎)研修を受講されていると、さらに有用です。
プログラム(予定)*ご質問等が多い場合には延長される場合があります。
初日(10:00~16:30)*9:45受付開始
<午前>
監査の基本
児童労働・強制労働・健康と安全
サイトツアー
<午後>
結社の自由・差別・懲戒
労働者のインタビュー
2日目(10:00~16:30)
<午前>
労働時間・報酬
勤怠記録レビュー
<午後>
管理システム・是正処置
関連法規制
修了試験(15:30-16:30)
講師
田上 幸治 ロイドレジスタージャパン株式会社 主席CSR監査員 執行役員
定員
最大20名
受講料
80,000円 + 消費税(1名様2日間)
研修案内(PDF)
受講者の声
千住金属工業株式会社 様
「実際の例や写真を見ながら説明頂き、楽しく受講できました。実体験に基づく内容で大変勉強になりました。」
住友商事株式会社 様
「少人数制なので、質疑なども活発で、納得いくまで理解を深めることができてよかった。内容も実際の監査事例が豊富で参考になった。」
大手人材派遣・広告企業
「かなり実践的な知識を身に付けることができました。基礎編も参加すれば良かったです。ネットワーキングにも役立ち、助かりました。」
大手公共交通企業
「CSR監査の実例を踏まえた講義で理解しやすかったです。何の基準に基づくのか、何の法令に基づくのかといった視点を持ちながら考えることができました。」