「HACCP適合証明」の活用をおすすめします
すべての食品等事業者が「HACCPに沿った衛生管理」の実施を求められています。
その一方で、HACCPに取り組んでいる証しが必要な場面があります。
- 「HACCPに取組んでいる」とアピールしたい
- 「HACCPの証明」を取引先から求められた
- 「HACCP認証」が高価であきらめている
2024年9月現在 34社取得
「HACCP適合証明」とは
「HACCPシステム※」構築および運用のレベルに達していることを証明するものです
※食品衛生法第51条の2に規定
「食品衛生上の危害の発生を防止するために特に重要な工程を管理するための取組、その他高度な衛生管理の方法」
一般社団法人食品科学技術機構による認定
対 象
・食品、添加物、器具、容器包装の製造/加工/調理の事業
・「食品等の分類ごと」の証明となります
証明にあたっての点検ポイント
・食品衛生法を遵守しているか
・製造加工の現場が衛生管理に取り組めるレベルか
・HACCP書類を作成しているか
・HACCP記録を実施しているか
こういった点検ポイントについて、書類+現地(基本的にオンライン対応)の確認を行います。
基準への適合を確認できましたら証書発行致します。
(不適合があった場合、改善して頂き再確認して発行することもあります)
点検にあたって必要な書類
・前提条件プログラム確認票 ※最下部「参考」をご参照ください
・営業許可書の写し
・衛生監視票の写し
・HACCP書類(製品説明書、フローダイアグラム、ハザード分析表、HACCPプラン)
・HACCP記録(CCPモニタリング記録、是正措置記録)
費 用
下記の「お問合せ欄」よりご相談ください
訪問しての現地確認の場合、別途諸経費の実費をご請求致します
※輸出時のHACCP証明として用いることをお考えの方はその旨ご相談ください
有効期限
発行日より3年間
有効期限内に品質に影響のある変更(製法や原材料の変更等)があった場合、更新が必要となります
参 考
「前提条件プログラム確認票」とは、以下に挙げる国内外の規格・規定類の項目を参考に作成したものです
<国際的な規格等>
・CAC/RCP 1-1969:(Rev.5-2020)General Principles of Food Hygiene(コーデックス委員会:食品衛生の一般原則)
・ISO/TS 22002-1:2009:Prerequisite Programmes on Food Safety(国際標準化機構:食品安全のための前提条件プログラム-第1部 食品製造)
・21 CFR Part 110:Current Good Manufacturing Practice in Manufacturing、Packing、or Holding Human Food(cGMP)(米国:現行適正製造規範)
<国内の規定類>
・食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)(厚生労働省:平成16年2月27日付け食安発第0227012号)
・食品衛生監視票(厚生労働省:平成16年4月1日付け食安発第0401001号)
・食品等事業者の記録の作成及び保存について(厚生労働省:平成15年8月29日付け食安発第0829001号)
・総合衛生管理製造過程承認制度実施要領(通称、マル総)(厚生省:平成12年11月6日付け生衛発第1634号)
・フードコミュニケーションプロジェクト(FCP)共通工場監査項目Ver.1.0(農林水産省:平成22年2月26日作成)
・フードコミュニケーションプロジェクト(FCP)商品情報の管理体制項目(農林水産省:平成19年3月)
・アレルギー物質を含む食品に関する表示Q&A(消費者庁:平成25年9月20日付け消食表第257号)
・食品トレーサビリティシステム導入の手引(農林水産省:平成20年3月第2版)
・「食品業界の信頼性向上自主行動計画」策定の手引き~ 5つの基本原則~(農林水産省:平成20年3月)